今回は栄養補助食品の話。栄養補助食品って何?という方、名前の通りといえばそれまでなので、そんなにいらっしゃらないとは思いますが、まぁ一応調べてみると・・「毎日の食事だけでは十分に取る事のできない栄養素を補うための食品のこと。そして、人間が本来、持ちあわせている自然治癒力を高め、免疫力を向上させ、病気の予防、病気の回復を手助けすることを目的とする食品のこと。」などとあります。私の場合、栄養補助食品と言われて最初に思い浮かべるのは、幼稚園の頃だったかに食べていた「肝油ドロップ」。栄養が充分ではない時代には、夜盲症(鳥目)になる子どもが多くいたことから、予防のために食べられていたようですが、これって子供だった私にとっては甘くてしかもプニュプニュしている「おやつ」のような存在。でも、当然のことながら、おやつとは違うので大人の厳格(でもないか?・・)な管理のもと、1日1粒しかもらえず、思いっきり食べられない、大好きな肝油ドロップをいつか思いっきり食べたい!!絶対食べてやるっ!!そんな特別の思いもあいまって、いまだに肝油ドロップの記憶が鮮明によみがえってくるほど、幼かった私に強烈な印象として残っているのです。
さて、それから半世紀(!)ほどの時が過ぎ、現在は別の意味で「栄養補助食品」が気になる年頃になってきました。昨今の健康ブームで「栄養補助食品」と呼ばれる食品が溢れていますが、実は栄養補助食品は、3つに分類されるようです。①ビタミンA、B、C、D、Eなどのビタミン、②カルシウム、鉄、亜鉛などのミネラル、③プロポリス、アガリクス、キチンキトサンなどその他の食品。なのですが、更に私たちが安心して食生活の状況に応じた食品の選択ができるよう適切な情報提供をすることを目的として「保健機能食品制度」が制度化され「栄養機能食品」と「特定保健用食品」の2つがあるようで、「特定保健用食品」は最近CMなどでもよく聞くようになった「トクホ」、そうあれです。
自分に合う「栄養補助食品」を、あれこれ探している今日この頃です。